月経について

生理や月経の悩み、
ひとりで抱え込まずに
気になる症状は婦人科へ

生理が「なんだかおかしいな」と感じたときは、早めに受診することをおすすめします。不正出血や月経不順、月経過多・過少、PMS(月経前症候群)、更年期障害、下腹部の痛みなど、気になる症状がある方はもちろん、初潮を迎えたばかりの小学生・中学生・高校生の方もご相談いただけます。女性医師が対応いたしますので、初めての方でも安心してご来院ください。

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月経が起こる仕組みについて

脳の視床下部から分泌されるホルモンが脳下垂体に働きかけ、さらに脳下垂体から分泌されるホルモンが卵巣に作用することで、卵胞が育ちます。その後、排卵が起こり、卵子は卵管を通って子宮へと運ばれます。

この間、女性ホルモンの働きにより子宮内膜が少しずつ厚くなり、受精卵が着床するための準備が整います。妊娠が成立しなかった場合、厚くなった子宮内膜ははがれ落ち、血液とともに腟から体外へ排出されます。これが「月経」です。

月経が起こる一連のしくみの中で、どこかに異常があると、月経が正常に来なくなることがあります。脳下垂体や卵巣から分泌されるホルモンには一定のリズムがあり、これを「月経周期」と呼びます。

卵胞が育ちはじめて排卵に至るまでは、通常2〜3週間。排卵後から次の月経が始まるまでは、約2週間です。正常な月経周期とは、月経の初日から次の月経の前日までが25日〜38日以内であり、その周期の変動が6日以内であることとされています。

月経が起こる仕組みについての図表

その症状、
我慢しないで受診を

無月経

初潮(初経)がくるのは個人差がありますが、平均は12歳〜16歳までにはほぼ始まります。
17歳を過ぎても月経(生理)がこない場合は一度相談にいらしてください。

月経不順(生理不順)

ホルモンのバランスが不安定だと、月経不順(生理不順)になりやすいものです。
1度来たのにしばらく生理が来ないなど、気になることがあれば受診してみてくださいね。

月経困難症(生理痛)

月経の期間中に、月経に伴って起きる症状のことで、最も多いのは、生理痛です。
月経困難症のホルモンの薬(LEP、ディナゲスト等)がございますので、無理に我慢せずにご相談ください。

不正出血

生理以外に出血がある場合は、病気やホルモン異常の可能性もあるため早めの受診をおすすめします。
量やタイミングにかかわらず、いつもと違う出血があれば、無理に様子を見ずご相談ください。

過多月経

経血量が異常に多い場合を過多月経と言います。
内科的原因がなければ、貧血の有無で判断し、貧血がある場合は過多月経の可能性があります。
生活に支障がある方は、一度ご相談ください。

月経前症候群(PMS)

生理が始まる前に(3〜10日前)心や身体に様々な症状が起こります。
月経のある女性の8割近くは月経前の不快症状があると言われていますが、その程度が強い状態です。

更年期症候群

エストロゲンの減少により、心や体にさまざまな症状があらわれます。
感じ方には個人差があり、内科や精神科、整形外科を受診される方も多いと言われています。

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